鉄道混雑率規制法(仮)を制定すれば、痴漢は撲滅され経済も活性化し世の中が変わるはず

 最近何かと話題になっている痴漢冤罪事件。本当に痴漢をしていたとしたならば、許しがたいことですが、これが冤罪だとしたら、真犯人はのうのうと逃げおおせ、被害者の女性は被害を受けたままであり、犯人呼ばわりされた人は無実の罪を着せられることになります。つまり、誰もが不幸せになり損失しか負わず、それでいて犯罪者のみ得をするというくだらない話になってしまいます。また、女性の勘違いだとしたら、これも無駄な労力を使うことになります。
 もちろん、警察による「痴漢」事案の処理のあり方も問題が多いでしょう。「自白」の強要は違法ですし、かといって、痴漢認定を厳格にしすぎると被害女性が泣き寝入りすることになります。証拠のはっきりしない「犯罪」に巻き込まれて、誰もが正気を失ってしまうのが、痴漢濡れ衣事案だといえるでしょう。本当に無駄で、くだらないことです。

 

 よく言われることですが、やはり諸悪の根源は狂乱の満員電車にあります。これによる消耗は国家的にも社会的にも個人的にも大きな損失です。これを解消すれば、痴漢冤罪事件は激減するはずですし、国民に多大な利益をもたらすのではないでしょうか。


 喫緊の課題は、混雑率を最悪でも150%に、できれば100パーセント程度に緩和することです。そしてその方法は色々考えられているでしょうが、最も簡単なのは混雑率が 一定以上になった場合、違法とするような法律を作ってしまうことです。
 ちょっと考えればわかることですが、5人乗りの乗用車に10人乗ってた場合、もう明らかにぎゅうぎゅうづめですし、おまわりさんに見つかったら必ず怒られます。ところが、電車は200%の混雑率であっても、おまわりさんに止められるという話は聞いたことありません。そこで、電車でも定員以上乗っていたらお巡りさんに止められるようにしてしまえばいいんです。そして、例えば、混雑率が100%を超えた場合、車両一両につき1%あたり1億円の過料を鉄道運行会社が支払うようにするのです。

 

 するとどうなるでしょうか。まずは乗車制限や入場制限が始まります。乗車できない乗客たちは、大騒ぎすることでしょう。阿鼻叫喚は必至です。そこで、長距離通勤や同一時間帯での通勤を減らそうとする動きが出始めるはずです。大都市にオフィスを置く必要のない会社はどんどん大都市から出て行くことでしょう。そうすれば、通勤地獄の解消だけでなく、地方の再活性化にもつながることでしょう。

 こうなると、鉄道会社の収入は激減することでしょう。しかし、そこは値上げをすればいいだけの話ではないでしょうか。さらに言うならば座席と立ち席とで料金を分けたり、乗車距離を積算してマイルと同じようにし、多く利用する人は割引が得られるなんていうのも方法かと思います。こうなれば女性専用車両なんて世にもくだらない愚策は解消できますし、ベビーカーに目をとがらせることもなくなります。座席が有料になれば、席を譲るか譲るまいかという精神的葛藤に悩む必要もなくなります。現在 suicapasmo で乗客の動きはかなり把握できますので、様々なサービスが可能になるはずです。

 長時間通勤がなくなれば自分の時間を大いに有効活用できますし、職場と住宅が近くなることが、むしろ長時間労働を抑制することになるでしょう。うまくすると、子育てにも有効でしょう。少子化の解消にまでつながるかもしれません。

 もはや大都市に人口を集中させる時代ではありません。空間的にも時間的にもほどよく分散するほうが、国全体を活性化させるのではないかと思います。

 これこそ、国会にできることであり、国会のすべきことです。法律を一つ変えるだけで、日本が大きく変わるチャンスがうまれます。さらに特区をどんどん作って、日本人の手枷足枷となっていた規制を緩和していけば、地方の特色もでてくることでしょう。いずれ特区も解消して、様々な既得権や規制をなくせば、人々は生き生きとし始めるのではないでしょうか。


 唐突に話が変わりますが、かつて国民は民主党政権に期待しました。変わりたかったのです。私もそうでした。喜んで民主党候補に投票しました。
 ところが、民主党政権は国をダメにするようなくだらないことばかりして、国民のことを全く考えませんでした。東日本大震災のときに民主党政権だったのは、国民にとって悲劇以外の何者でもありませんでした。民主党政権時代に失ったものの大きさを忘れないからこそ、内政面では0点の安倍政権でも国民から支持され続けるのです。
 民主党政権の記憶がある限り、看板を民進党に変えても、国民は見向きもしないでしょう。その上、国籍問題の怪しい党首を頂いた民進党が国民生活そっちのけで、安倍さんの足を引っ張ることばかりやっています。「森友ガー」なんて国民にとってはどうでもいい話なのです。いい加減、野党は気づくべきです。自分たちは国民から軽蔑され、むしろ嫌悪され、憎悪すら抱かれかねないということを。

 野党が本当に国民生活を第一に考えるなら、日本をだめにすることやどうでもいいことに気勢を上げていないで、鉄道の混雑率を厳しく制限する法律を国会に提出し、実現させてはいかがでしょうか。国民の生活に直結する話となると、自民党も安易に反対できませんし、うまくすると公明党が乗ってくることでしょう。鉄道会社は反対するでしょうが、国民の利益となると露骨に妨害は出来ないでしょう。ただし、官僚や業界によって巧妙な罠を仕掛けられ法案が骨抜きにされないようにしなければなりません。政治家が間抜けなままでは折角の改革も有名無実化し、元の木阿弥になりかねません。

 政権交代を実現させたいなら、くだらない馬鹿騒ぎをするより、こういった地道で真面目な活動を積み上げる方がはるかに近道だと知るべきです。
 国民生活を考えた立法の提案を国会に提出して、国民のことを考えた議論を国会で展開すれば、スポンサーの顔色をうかがいつつもマスメディアも報道するでしょうし、各所で様々な議論が生まれ、ネットも盛り上がり衆知を集めることにもつながります。下手な経済政策より、人の流れが変わることの方が経済を大きく変えることでしょう。

 たった一つのわかりやすい立法が、多くの人が感じているであろう今の閉塞状況を一気に打開する嚆矢となるのです。

 満員電車をよしと思っている国民は誰一人いないでしょうし、反対する人もほとんどいないでしょう。反対する人は、人に濡れ衣を着せて痴漢犯罪を楽しむ薄汚い犯罪者とそのお仲間ということになりますから。